息子と発達障害

言葉の発達に遅れがある息子(ぴよ太郎)と両親のブログ

言語の成長!?進化する【エコラリア】

こんにちわ。

午後のニュースで、政府は水面下で全国を対象に緊急事態宣言を約1ヶ月延長する方針で動いているという報道がありました。

ぴよ太郎の成長の為には、色々外に連れ出し経験させ、感じてもらいたいと思っていたので、今の外出自粛期間が、ぴよ太郎にどのような影響をもたらすのか…
と、不安いっぱいだったのですが、何かもう吹っ切れた感じです。

『おうち遊園地』ならぬ『リアルおうち療育センター』作りたいと思います!
すっと購入を迷っていた、トランポリンも購入しましたし!! 

www.piyotaro-blog.com

『リアルおうち療育センター』が完成したら、また記事にしたいと思います。

さて今日はぴよ太郎の、『エコラリア』について書いていきたいと思います。

 

 

世間でよく耳にする、おうむ返しのことである『エコラリア』

母と子

単語がまだ数個しか言えなかった頃は、ぴよ太郎には全く関係のないものでしたが、単語が10個、20個と言えるようになった頃、好きな言葉を繰り返し言うようになりました。

少しても単語を増やしたくて、テレビも見せたし、歌もたくさん歌ったし、喋りかける言葉も毎回同じトーンで、同じ言い方になるように心がけていました。

その結果、朝から晩までエコラリアのぴよ太郎が出来あがりました!!

エコラリアには、相手が言った言葉を直ぐにそのまま返してしまう、『即時エコラリア』と、テレビのCMや好きなキャラクターのセリフなど、耳にしてから時間が経った後、繰り返し真似をする、『遅延エコラリア』の2種類がありますが、ぴよ太郎は『遅延エコラリア』が殆どです。

 

遅延エコラリア

①イメージからの連想

ぴよ太郎の場合は、通常は何か目に入ってきたものからイメージして、好きなテレビのワンシーンの再現をしたりしています。
最近は、イメージして歌を歌うことが多いです。

「ん?なぜ今この歌??」

目線の先を見て
「あぁ、○○に見えるね!だから○○歌ってるんだ!!」
と言うと嬉しそうに、こちらを見ながらニコニコ歌います。

その姿は本当に可愛く思え、ほっこりします。
ぴよ太郎は、自分に注目して欲しい、共感して欲しいと常に思っているようです。

ただ、こちら側が呼びかけても、なかなか注目してくれませんし、共感もなかなかしてくれません。
本当に自分中心のわがままなやつですが…

今は24時間一緒だから、ぴよ太郎の発音悪くても
「テレビのあのシーンか」
「これが○○に見えるのか」
と連想出来ますが、これからは親子分離の療育園です。

ぴよ太郎の言ってる言葉や歌ってる歌で、私が今までのように連想し共感出来るのか少し不安です。
今の信頼関係は、少なからず一緒の時間の中で成り立っている部分もあるでしょう。

②状況とは全く関係しない

例えば、熱があって体調が悪い、眠い、怒られたなど情緒不安定になったときのぴよ太郎は、
「もう一回」
「なすび」
など、全く状況にそぐわない意味不明な言葉を繰り返し発します。

インフルエンザになったとき、丸2日程全く意味のない独り言を朝から晩まで言われ、意思疎通が完全に出来ない状態でした。
普段は一方的ではあるのですが、コミュニケーションをとってくるので、これがどんなに有難いことかと痛感しました。

 

即時エコラリア

今までは、ぴよ太郎に『即時エコラリア』の兆候は出ていませんでした。
というか、まだそのレベルに達していなかったというか…

ぴよ太郎は、こちらが話しかけてもなかなか聞いてくれませんでしたので、『即時エコラリア』とは無縁でした。
それに私が1回言ったくらいで、真似して同じことを即時に言えるなんて…
でしたが、最近『即時エコラリアかな?』と感じることがしばしばあります。

エコラリアって嫌なイメージですが、
「私の言ったことを、ちゃんと聞いてくれたんだ」
「1回聞いて真似して発声出来るようになったんだ」
と前向きに、成長したなと感じることができます。

ぴよ太郎の『即時エコラリア』には、
「言われたことの意味が理解出来なくて、単にそのまま返す」
「指示されたことを自分で繰り返し言うことで、確認しながら行動している」
2つのケースがあるようです。

 

3歳4ヶ月現在の言葉の発達

現在のぴよ大郎は、簡単な二語文と、パターン化された三語文を使い、色々と自分の要求をしてくるようになりました。
要求することは出来るのですが、挨拶など、コミュニケーションが必要なものは苦手です。
しかし、ぴよ太郎は、この場所、このタイミングでは、この言葉という、場面に応じて言葉をセレクトするのは得意です。
言葉そのものの意味は分からなくても、側から見れば上手に喋れているように見えます。

例えば、朝起きて私が目を見て
「ぴよ太郎」
と声を掛ければ、
「おはよう」
と言いますし、私が疲れて横になっていれば、
「大丈夫?」
と言ったりします。

ただ、おそらく言葉の意味は分かっていません。
それでも、私と言葉でのコミュニケーションを、楽しんでくれているのだと思います。

いつかはぴよ太郎と本当の会話が楽しめるように、今は人とのやり取りが楽しいと思ってもらえるよう、私の頑張り期です!!

 

今日もご購読いただきありがとうございました。
それでは皆さま、引き続き不要不急の外出は控えながら頑張りましょう♫

 

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