自閉症児も楽しめる!!動物園の過ごし方
子供の喜ぶ顔が見たい!」少しくらい暑くても、遠くても、疲れていたって、笑顔が見れるなら動物園に連れて行ってあげたい!!
でも、「自閉症の子供が動物園を楽しめるんだろうか」と思っていませんか?
動物園は自閉症児にも充分に楽しめる場所なんです!!
そこで今日は、自閉症児におすすめの動物園の楽しみ方を提案していきたいと思います。
- 障害のある子どもたちのための『ドリームナイト・アット・ザ・ズー』
- 周りの目なんか気にしない!
- 無理のないスケジュールで
- 動物園てどんな場所かぴよ太郎は知らない
- 背景スッキリの見つけやすい動物を見せよう
- やっぱり小動物や鳥が好き
- まとめ
障害のある子どもたちのための『ドリームナイト・アット・ザ・ズー』
家族連れが賑わう動物園で、まず考えてしまうのが
- 他の家族に迷惑を掛けることならないか
- 気を使いながらの動物園って気が重い
そんな悩みを持つ、障害のある子どもたちや家族のために、気兼ねなく動物園を楽しんでもらおうという国際的な活動
「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」
が全国の動物園で年に1回開催されます。
近くの動物園「到津の森公園」では5月末に開催予定でしたが、残念ながらコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
来年は是非参加したいです。
水族館でも同様の活動「ドリームナイト・アット・ザ・アクアリウム」があるようですが、残念ながら近隣の水族館では開催されていませんでした。
全国の色々なところで、この素晴らしい活動が広がってくれるよう願います。
周りの目なんか気にしない!
3歳6ヶ月になったぴよ太郎。
「キリン」「ゴリラ」「ライオン」など動物の名前を言えるようになりました。
でも、ぞうやキリンがものすごく大きいことを知らないし、リアルな動物の色も鳴き声も知りません。
来年の「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」まで待つのは勿体ない。
「動物園に行って、本物の動物を見て、感じてほしい」
ぴよ太郎が叫んだり、大暴れして他の家族に迷惑掛けるかも…
私も恥ずかしいし…
そんなとき、かつて頂いていた先輩ママの言葉を思い出しました。
「慣れるよ!周りの目なんか気にしない!健常者だって周りに迷惑掛けずに生きていくの無理だしね!!」
チケット代無駄になってもいいから、とりあえず行ってみようと決意しました。
無理のないスケジュールで
「到津の森公園」では障害者割引があるのですが、今は3ヶ月利用できるフリーパスが千円で購入できます。
フリーパスを購入して、初回は練習気分で、無理のないスケジュールを組むことにしました。
- 親の体力的に2.3時間程度の滞在時間
- 動物に全く興味を示さないかもしれないので、お弁当を食べることをメインに
- 反対に興味持ち過ぎて「帰りたくない」と言うかもしれないので、見る動物は3種類くらい
親も子も「気軽に動物園行ける!また行こう!!」と思えるスケジュールにしました。
動物園てどんな場所かぴよ太郎は知らない
実際に行ってみて計算外だったのが、動物園に入るまでかなり抵抗されました。
「動物園だよーキリンさんやぞうさんいるよー」
と言っても理解出来ず、どこに連れて行かれるのか不安いっぱいで引き返そうとしてました。
でも初回だけで、2回目からはどんな場所なのか理解出来たので、喜んで入っていきます。
背景スッキリの見つけやすい動物を見せよう
間近で象を見ることが出来るのですが、ぴよ太郎の反応がイマイチ
折の中にいる動物にも反応がなく、生茂る草木の中にいるライオンなどもガラス越しで、本物のライオンよりも、木彫りのライオンの置物の方に興味をもってしまいました。
ぴよ太郎は、大きい動物が近くにいる場合、視界に動物全体を捉えきれていなかったり、折の中や背景がゴチャゴチャしていると、動物も風景の一部になってしまうようで、動物として認識し辛いようでした。
それでも目の高さを同じにしてから指差して
「ぞうさんだよ」
「お鼻が長いねー」
などと声をかけると、最初に動物園に来た時に比べ2回目、3回目と行くたびに少しずつ反応が良くなってきました。
分かり辛かったライオンは、スマホで撮って拡大して
「ライオンいたよ」
と見せてあげると喜びます。
背景がスッキリしていたキリンは、近寄る前に自分で気付いて
「キリン!」
と喜んでいました。
やっぱり小動物や鳥が好き
近くで見れる小動物や鳥が一番のお気に入りでした。
ウサギが餌を食べているのを見て
「モグモグ」
と言いながらニコニコ大喜び!
ケヅメリクガメの大きさに 「こわい」
と言いながらも喜んでいましたし
フラミンゴの綺麗なピンク色もお気に入りのようでした。
餌をあげたり、タッチしたりと触れ合うことが出来るのですが、今はコロナウイルスの影響で触れ合うことができません。
触れ合えるようになったら、もっと楽しんでくれるはずです。
まとめ
- 「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」は毎年忘れずに応募しよう。
- 大きい動物は、背景がスッキリしていて、少し遠くから見た方が気付きやすい。
- ウサギやモルモット、亀、鳥などの小動物は興味津々。
色んな刺激や発見のある動物園に、子供も驚いたり、喜んだり普段見せない表情をして見せてくれるかもしれません。
動物園に出掛けてみてはいかがでしょうか?
今日もご購読いただき、ありがとうございました。
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