【自閉スペクトラム症】3歳で診断を受けるメリット
先日、病院でぴよ太郎(3歳5ヶ月)の自閉スペクトラム症診断に行ってきました。
児童発達支援を受けるために、受給者証を取得していても、特に就学前の低年齢児であれば
「この診断を受けることに、少し抵抗が…」
と考えている、ママパパも多いのではないでしょうか。
私自身も診断を受けたところで、
- 「今以上にメリットはあるのか?」
- 「そもそも診断が付くのか?」
- 「誤診されないのか?」
- 「障害と診断されることによって、我が子に不利益はないのか?」
などの不安を抱えていました。
しかし、この診断には抱えていた不安をしのぐ、メリットがあったんです。
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診断を受けるメリット
特別児童扶養手当を受給出来るかもしれない
福祉サービスについては積極的に役所や児童発達支援センターなどに尋ねる事が出来ても、貰えるお金については聞きづらいものです。
それどころか、特別児童扶養手当というもの自体知らないということも。
特別児童扶養手当は、障害のある子どもを養育している世帯に支給される支援です。
認定には原則、医師の記載した診断書が必要になり、扶養義務者の所得制限などの要件はありますが、月額34,970円(2級の場合 ※1級/52,500円)の特別児童扶養手当を受給出来るかもしれません。
[特別児童扶養手当について | 厚生労働省HPより]
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html
診断名がわかると対処法を考えやすい
診断前は問題行動がただのわがままなのか、障害による特性からくるものなのかも分からず、闇雲にネット検索したり、書籍を読むだけで、結局何も解決することなく時間だけを消費していました。
でも診断名がわかれば、問題行動の原因が絞り込め、対処法や対策もしやすくなります。
診断を受けるデメリット
保険に入れないかもしれない
生命保険や医療保険に入りにくくなります。
診断を受ける前に保険に加入しておくのがベストです。
また、診断されても保険に加入できる場合もあるので、各保険会社に問い合わせしてみましょう。
障害の診断を突き付けられた親のメンタル
可愛い我が子に障害があると診断されれば、どんなに覚悟していたとしても、親としては落ち込んでしまいます。
私の場合は2、3日落ち込みましたが
「これで、ぴよ太郎を更に成長させる糸口が見つかる!!」
と、前向きな気持ちに切り替えました…
と言えば格好がつきますが、実際は毎日ぴよ太郎の失態がエスカレートしていくため、落ち込む余裕がない程忙しかったというのが本音です。
発達障害は3歳で診断できるの?
3歳では診断できないもの
発達障害のうち
『注意欠如・多動性障害(ADHD)』
『学習障害』
については、3歳ではまだ診断することはできません。
注意欠如・多動性障害(ADHD)は 「3歳児に検査をしたら、皆んな多動になってしまう。」
と先生に言われました。
診断できるのは5歳頃です。
そして学習障害を診断できるのは、小学生になってからです。
3歳で診断できるもの
『自閉スペクトラム障害(自閉症)』は2歳までの間に特徴が現れるので、3歳で診断できます。
しかし、年齢や成長により、診断名が変わることがあります。
まとめ
診断は子供にとって、これからの成長の足がかりになるものです。
特に特別児童扶養手当という制度については、今後の子供の成長への投資を考える上で、とてもありがたいと感じました。
診断を受けることに迷っているママやパパも、選択肢の一つとして検討してみてほしいと思います。
今日もご購読いただきありがとうございました♫
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